児玉支部

令和元年度

○令和元年度支部総会の開催

 令和元年度児玉支部通常総会が令和元年5月17日(金)上里町内の(有)小菊で行われました。出席者は21人でした。
 昨年度の事業報告及び会計報告並びに新年度事業計画及び収支予算案等について慎重審議のうえ原案の通り可決されました。
 総会終了後、昨今テレビでも人気になっている俳句について「俳句とは」と題して当支部の佐野茂夫氏に講演していただきました。俳句の歴史に始まり、有名な俳人を紹介しながら俳句の楽しみ方、作り方について説明していただきました。俳句は和歌の連歌から生まれたことや、「あるあるこういうこと」という共感や、逆に「自分とは違ってこんな人もいるんだ」と思い楽しめばよいこと、また作る際の約束事は季語と5・7・5だが、5・7・5は、5+12または12+5で考えるなど分かりやすく説明していただきました。さらに御自身の句集を紹介しながら俳句の魅力、親しみ易さを存分に説かれ、俳句に対する情熱を披露していただきました。

○「ホタルの里」の清掃ボランティア活動について

 平成25年度から始めた清掃ボランティア活動も今年で7年目となりました。今年の活動人数は12人です。作業は小川の除草で5月から10月までの第二日曜日の早朝に行いました。
 今年も6月初旬から真夏日、7月は曇天続きで梅雨明けが遅く、8月は猛暑と不順な天候でしたが小川の除草作業は概ね順調でした。ホタルの発生時期は6月末から7月半ばまでと例年並みで、令和元年7月6日(土)に行われた神保原公民館主催の観察会では多くの子供たちや御家族の参加者があり、終了まで賑わい好評でした。

○ 平成30年度宅建試験反省会及び研修旅行(歴史探訪ウォーク)

  さる平成30年12月16日(日)~17日(月)の日程で五浦海岸、勿来の関文学歴史館、吉田正音楽記念館を見学してきました。参加者は19人でした。
 勿来の関では、関跡の碑から急峻な「いしぶみの道」を散策し、勿来の関にまつわる句碑をたどるとともに、文学歴史館でこれらの詩歌の解説展示などを鑑賞しました。五浦海岸では先の震災で流され再建された六角堂や岡倉天心邸を見学し、そこから見える五浦海岸の青松と奇岩に打ち寄せる白波の景観を堪能しました。
 吉田正音楽記念館では、「異国の丘」「有楽町で逢いましょう」「いつでも夢を」「傷だらけの人生」など昭和の流行歌の大ヒットメーカー吉田正の足跡と作品が展示されていました。ヒット賞を受賞した作品だけでも214曲もあるということで、その業績の大きさに驚きました。

 

○ 生涯学習講座の実施について

 平成31年3月15日(金)、平成30年度支部役員会の後、会員の関心が高い「野菜作りについて」をテーマに当支部の堀越久夫氏を講師に勉強会を行いました。野菜作りは一見誰でも簡単にできそうですが始めてみると意外に難しい。そんな人のために、キュウリ、トマト、なすなど夏野菜を中心に肥料の施し方、畝づくり、種蒔きから育苗、収穫までの過程をイラスト入りのレジュメと本人の体験を織り交ぜ講義をしていただきました。
 家庭菜園を楽しんでいる支部の皆さんの参考になったものと思います。