入間支部

 平成28年度 ふるさと再発見地域めぐり

 川越の洋風建築をたずねて

 平成28年10月25日(火)、秋晴れに恵まれ、支部の恒例行事である「ふるさと再発見地域めぐり」が開催されました。IMG_1804
  川越の洋風建築を訪ねて、歴史や文化にふれあいながら、楽しい秋の一日を過ごすことができました。
 参加者24名は、本川越駅西口に集合し、川越市立博物館職員の講師のもとに、徒歩で情緒あふれる町並みを散策しました。
 川越は、明治に入ると城下で蓄えられていた商人たちの力が発揮され、商都として発展します。川越米穀取引所、第八十五国立銀行、川越織物市場など、米穀と繊維を主流に、政府の富国強兵政策に尽力しました。
 その後、明治26年の大火からの復興を経て、大正から昭和にかけては、川越にも訪れた近代化の時流に乗って、洋風建築も増えていきます。医院、銀行、教会、百貨店など、モダンな建築が、江戸黒の重厚な土蔵造りとともに町並みを形成していくことになります。
 なお、震災や戦災の大きな被害を受けていないことも幸いし、現役で活用されている建造物が数多く残されています。

 

○大正浪漫夢通り

 以前は川越銀座商店街としてその名のとおり川越随一の賑わいを見せていました。蔵造りや伝統的な町家、洋風建築、3階建木造建築などが混在する独特の町並みです。
 なお、昭和36年に県下初のアーケード街になりましたが、老朽化のため平成7年に撤去を決断し、「大正浪漫のまちづくり規範」に基づいて、町並み形成に取り組まれています。

○日本聖公会川越キリスト教会

 DSC_4813A 大正10年建築、国登録有形文化財で、市内に残る唯一のレンガ造りの建物です。スレートを葺いた急勾配の屋根と、尖塔アーチ型の窓が垂直性を強調し、全体として中世ゴシック建築を思わせる重厚なデザインとなっています。

 

 

 

 

 

○川越商工会議所(旧武州銀行川越支店)

 DSC_4818A 昭和2年建築、国登録有形文化財で、外観はギリシャ風神殿を思わせ、外壁に連なるドリス式の柱が並び立つ重厚な造りで、銀行建築に相応しい力強い安定感を感じさせます。また玄関の上に設けられたメダリオン装飾など、緻密なデザインがなされています。

 

 

 

 

 

○旧川越織物市場及び旧栄養食配給所

  明治43年建築、市指定文化財で、それは木造2階建て長屋状の建物2棟などです。
 衰退にあった川越織物流通業界の起死回生をかけて、織物市場が建築されました。しかし、大正時代には廃止され、その後は長屋住宅として平成13年まで使われていました。
 また、旧栄養食配給所は、元々市場の事務所として併せて建築され、昭和9年に栄養食配給所に代わり、内部にはカマドなど当時の遺構が残っています。これら併せて貴重な産業遺産となっています。

 

○旧山崎家別邸

DSC_5202A 大正14年建築、建物は市指定文化財、庭園は国登録記念物で、老舗菓子店亀屋5代目山崎嘉七の隠居所として建てられました。和洋折衷の2階建ての洋館と平屋の和風住宅、そして庭園、茶室が一つの空間をつくっています。
 また、洋館の壁にはステンドグラスが配置され、特に泰山木の花の白さと鳥の赤い冠羽が印象的です。
 なお、当時川越を訪れる皇族方をもてなす迎賓的役割が豪商達に求められていたようで、この別邸もそうした迎賓館の役割も果たしたようです。

 

 

 

○埼玉りそな銀行川越支店(旧八十五銀行本店本館)

 DSC_5236A 大正7年建築、国登録有形文化財で、今も昔も川越一番街のランドマークとなっています。外観はサラセン模様のタイルと六角柱にドームがのるネオルネサンス様式を取り入れた建物です。当時最先端の技術を導入し、鉄骨鉄筋コンクリート造の建築としては現存する最初期のものです。設計者の保岡勝也は、現在の三菱地所の前身の三菱社で技師長を務めた人物で、大正5年に独立して、川越では山吉ビルと旧山崎家別邸も作品として残されています。

 

 

 

○太陽軒(レストラン)

DSC_4835A 昭和四年頃建築の国登録有形文化財で、昭和初期という時代を写した建物で、ピンクグレーの外壁と幾何学模様の窓や扉を持ち、角の入口周りに曲面のデザインがあしらわれています。往時のモダンな洋食店の様子を彷彿させてくれます。

 

 

 

  最後に、今はこのような古い建築物が観光に対しても大きな役割を果たしていますが、川越の人はずっとあるものを当たり前のように生活の中で使っていたのでしょう。残したというよりも、残ってしまった、と言えるかもしれません。ところが、「江戸時代からの蔵が残っているぞ」ということで、観光地になったというわけで、川越の昨今の発展状況からみると、古い建造物を修復して残しておくことは、観光に対しても大きな役割を果たしているように思います。しかし、所有者の方々の都合や事情もあると考えられ、どのようにしたら納得が得られ、今後とも保存及び活用が図っていけるかなど、行政当局並びに関係者の方々の大変さが痛感されました。

 

平成26年度入間支部の活動状況について

 美しい森をつくる会

美しい森を作る会1

 平成20年度から城山(坂戸市)で森林整備活動を行っており、今年度第1回目の活動は6月20日(金)に森林内の下草刈り作業を行いました。
  参加者は当支部会員のほか地元ボランティア団体の総勢18名で、午前10時から笹なやかん木などの下草刈りを行い、森林内は見違えるようにきれいになりました。
  また、昨年度から、びん沼自然公園(富士見市)でも地元の関係者と一緒に樹林内の整備活動を始めました。

 

 

 講演会
講演会

  9月12日(金)の午後1時30分から川越地方庁舎(学習ルーム)で「2020東京オリンピック・パラリンピックに参加しよう!あなたの力が必要」というテーマで講演会を開催しました。講師は長野パラリンピックノルディックスキー監督や北京パラリンピック日本選手団団長を歴任され、現在アジアパラリンピック女性委員をされている大久保春美さんに依頼しました。今回の講演会は、テーマもすばらしく当支部会員外にも広く呼びかけたところ32名の出席者がありました。
  始めに、平均寿命と健康寿命の違い、なぜ日本人は長生きなのか、障がいの概要についての説明があり、最近は重度障がい者や高齢障がい者も活躍できるようになったこと。また、ロンドンパラリンピックのDVDを見ながら、各競技種目の特徴や選手の活躍ぶりを説明された。特に選手にとって一番うれしいことは観客数が多いことだそうです。課題は、次代を担う若い選手の育成です。ぜひ、2020東京オリンピック・パラリンピック大会出場選手の応援に行きましょう。

 ふるさと再発見
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  10月3日(金)に「歴史と文化の高麗郷を訪れて」をテーマにした、ふるさと再発見事業を実施しました。参加者は21名で、高麗川駅に集合したあと、チャレンジひだかの会・観光ガイドの方(4名)の案内で高麗神社から高麗郷古民家(旧新井家住宅)、高麗郷民族資料館を巡り、巾着田に着きました。残念ながら、巾着田では彼岸花の見ごろも過ぎていましたが、コスモスが見事に咲いていました。

 

 研修旅行
研修旅行1

  11月7日(金)の朝、川越駅西口の集合場所に参加者15名が集まり、バスで一路鎌倉へ向かいました。関越道、圏央道を通過中、車中で井上支部長の挨拶のあと幹事から日程と鎌倉街道、見学予定地の鶴岡八幡宮、高徳院(鎌倉大仏)、建長寺の説明がありました。当日は天候に恵まれ、平日にもかかわらず高徳院は遠足の生徒や外人客が多く大仏様長谷観音拝観後、江の島に向かい海の幸豊富な昼食をいただきました。午後から七五三のお参りや参拝客でにぎわう鶴岡八幡宮と建長寺を見学して、無事に川越駅に戻りました。

 

 

 今後の予定
  
このほか入間支部では、そば打ち体験教室、古典芸能(落語)鑑賞、ニューイヤーコンサート、ゴルフ大会、美しい森の会(間伐)などの活動を行う予定です。

 

 平成25年度入間支部の活動状況について

 美しい森をつくる会

第1回
 6月27日 参加者20人
 下草刈りと落ち葉溜まり作製作業
 安全装置を身につけて、草刈り機を操作する者と、長柄の草刈り鎌をふるう者とが別れて作業にとりかかりました。今回も天気に恵まれ、皆、慣れた手つきで、さすが、草刈り一刀流の免許皆伝だけの風格が備わって参りました。しかし、林内の作業は、蒸し暑く、場所も広いので汗だくであります。
 一方、落ち葉溜まりの2基目を作成グループは、材料の長さ、太さを確認しながら組み立てたのですが、いびつになったりするので、何度もやりなおしをするなど、悪戦苦闘いたしました。
 しかし、そのかいあって、総檜造りのログハウスふうのそれは豪華な物が出来ました。

 第2回
 11月28日 参加者14人
 間伐とカブトムシ発生装置作製作業
 今回は新兵器誕生
 間伐は森林の中に沢山の光が入り、樹木の健康のためにも欠かせないものですが、やってみるとわかるのですが、「間伐木の選定」や「掛かり木(伐倒木が周囲の木の枝や幹に掛かって倒れない状態)」がとても難しいのであります。選定に現役の県のかたや森林公社のかたが指導してくれますが、掛かり木は四苦八苦しながらやっておりましたが、フェリングレバーと呼ばれる新兵器が登場いたしました。その使い方を紹介いたしたいとぞんじます。
 総ヒノキ造りの豪華な落ち葉溜まり(前々回写真紹介)にいよいよ、カブトムシの好きなシイタケの古いほだ木を落ち葉の下にセットいたしました。来年の夏が楽しみになりました。

美しい森1 美しい森2 美しい森3

第3回
 2月22日
 間伐と特別企画の「武藤さん手打ちのソバ食事会」
 お昼には、名人武藤さんの手打ちのソバを皆でおいしくいただきました。いつもお世話になっている県と市、公社の人達も一緒です。