秩父支部

令和元年度

○生涯学習活動

 令和元年7月3日(水)に会員12人が参加し、寄居町内の鉢形城歴史館と(株)エコ計画の寄居エコスペースの見学を実施しました。
 最初に訪れた鉢形城歴史館は国指定史跡鉢形城の歴史を中心に地域の文化や歴史を学習・体感することができる施設となっておりました。
 鉢形城跡は戦国時代の代表的な城郭跡として昭和9年に国指定史跡になっております。
 この城は文明8年に関東管領であった上杉氏により築城されたと言われております。その後小田原の北条氏康の四男氏邦により整備拡充され現在の大きさとなりました。
 天正18年の豊臣秀吉による小田原攻めの際には前田利家・上杉景勝等の北国軍に包囲され、攻防戦が展開され一ヶ月余りの籠城の後、開城となりました。当時が偲ばれる展示がなされておりました。
 その後、深谷市小前田の「手打ちうどん粉屋」で地粉の美味しいうどんの昼食となりました。
 次に訪れた(株)エコ計画。寄居エコスペースは2基の焼却炉による廃棄物の中間処理総合リサイクル施設で寄居町三ヶ山の彩の国資源循環工場内に平成17年から操業しております。
 まず会議室で会社の方から業務内容の説明を聴き、製品のサンプルなどを手にとって見せてもらいました。その後、バスで施設内を見学しました。
 ここでは有機汚泥の肥料化、固形燃料の製造、金属リサイクルなどの廃棄物のリサイクルを行っておりました。また、焼却熱で発電し工場内の電力として利用、また汚泥を乾燥する熱源として活用するなど限りある資源の有効活用に取り組んでおりました。
 ここでは、寄居町や小川町のシルバー人材センターの25人の方が働いているということでした。

○エゴマ栽培

 今年もエゴマ作りに挑戦しました。会員の遊休農地をお借りして、暑い中、手塩にかけて栽培しました。しかし今年は長雨や台風等の異常気象のためか、収穫量は昨年と比較し大幅な減少が見込まれます。エゴマの売上金額はすべて埼玉県共同募金会に寄付します。
 また、今年から換金作物としては向いており、また手間がいくらか省けるのではないかということで新たにニンニク栽培に挑戦しました。ホワイト六片ニンニクの種10㎏を植え付けました。うまくいけば60㎏か(捕らぬ狸の・・?)、今から来年の収穫が楽しみです。

○赤い羽根共同募金活動

 令和元年10月1日(火)に西武秩父駅前頭にて会員9人が参加して赤い羽根共同募金活動を行いました。
 今年は全国各地で災害が多く発生しており、助け合いの精神が醸成されたためか、例年より多くの寄付をいただきました。

○親睦旅行

  秋晴れの令和元年11月20日(水)に会員12人が参加し東京見物を行いました。
 西武秩父駅に集合し、レッドアローと山手線、タクシーを乗り継いで浅草ビューホテルの26階の「スカイグリルビュッフェ武蔵」でスカイツリーと浅草寺を間近に望みながらランチバイキングを堪能しました。ここは味も景色も最高で、皆様にもお薦めします。
 その後だいぶ重くなった体で、浅草の街を散策しながら、明治17年から続く笑いの殿堂「浅草演芸ホール」に向かいました。そこで落語や漫談などで大いに笑い普段の悩みも忘れてしまいました。
 秩父では味わえない都会の一日を楽しみました。