北埼玉支部

令和元年度

○「二胡を聞く会」を開催

 期  日  令和元年9月1日(日) 
 場  所  ワークヒルズ羽生

 加須市在住の二胡奏者 磯崎 洋氏をお招きして、二胡の演奏会を開催しました。普段なかなか聞く機会がない音器二胡、珍しさもあってか会場は大勢の参加をいただきました。
 上を向いて歩こう、星影のワルツ、蘇州夜曲、ここに幸あり、ムーンリバーなど私達年代には馴染みの20曲余を披露。なかには、参加者と一緒に楽しく歌う曲もあり、心地よい素晴らしい音色とともに皆さん至福の時を過ごしていた様子でした。

○生涯学習施設見学会
○横須賀を訪ねて

 期  日 令和元年11月14日(木) 天候:曇りから秋晴れへ
 学習施設 カレー発祥の地、記念艦「三笠」、YOKOSUKA軍港めぐり
 参加人員 24人
 
 このところ朝晩めっきり冷え、秋の深まる中での恒例の「生涯学習施設見学会」、天候は雲に覆われ心配されましたが、東北道から首都高に向かう中で、青空も広がり気温も上昇し、絶好の行楽日和の施設見学会となりました。会員の要望もあり、横須賀方面の旅となりました。東郷平八郎司令長官率いる戦艦「三笠」の見学、横須賀と言えば日本カレー発祥地「海軍カレー」を味わう。そして海上自衛隊やアメリカ海軍の船舶を間近で見られる「YOKOSUKA軍港めぐり」は初めての方も多かったようで、期待に胸をふくらませながらバスは出発しました。今回は御夫婦仲良く8組16人と個人8人の24人が参加しました。支部長からあいさつと行程等説明後、車中において恒例の旅の安全を祈願し、会員の故郷栃木の酒蔵から「澤姫」の差し入れがあり、先ずはカンパーイ!!お酒も入りくつろいだところで、大黒PAで休憩。

【横須賀海軍カレー本舗】

 カレーライスが家庭に普及したルーツは旧日本海軍にあるといわれており、明治初めの頃、海軍・軍人の病死の最大の原因は脚気であり、深刻な問題でした。この脚気の予防法を確立したのは後の海軍軍医総監・高木兼寛。白米中心で栄養バランスの偏った食事が原因であることを突き止め、模範としていたイギリス海軍の兵食を参考に改善を行ったところ、脚気は激減。
 この兵食のメニューの中にカレーシチューがあり、それをご飯に合うようにアレンジしたものが現在家庭で食べられているカレーライスのルーツだと言われています。
 その後、故郷に帰還した兵士たちによって、横須賀から全国に広まって行きました。カレー発祥の地でのカレーライスいかがでしたか。話の種になることでしょう。

【記念艦「三笠」】

 三笠(みかさ)は、大日本帝国海軍の戦艦。1904年(明治37年)からの日露戦争では連合艦隊旗艦を務め、東郷平八郎大将が率いる連合艦隊が、対馬沖でバルチック艦隊を迎え撃ち日本海海戦を戦い、圧倒的勝利を収め戦争は終局に向かいポーツマス条約が締結されました。こんな三笠の歴史の一端をガイドのお話とビデオ鑑賞をしました。幾多の変遷を経て「三笠」は復元され、現在の地に記念艦として保存することになりました。埼玉県内にもゆかりの物が、弾痕がついた「三笠」甲板の一部がバルチック艦隊の砲弾とともに飯能市の秩父御嶽(おんたけ)神社(東郷公園)にあるとのことです。

【YOKOSUKA軍港めぐり】

 横須賀港は今から約160年前に米国ペリー艦隊が浦賀に上陸して以来、海軍港として発展し、アメリカ海軍施設と海上自衛隊の司令部が置かれた港として広く知れ渡りました。この軍港めぐりでは、停泊中の船舶について、案内人が艦船の種類や名前、役割など分かりやすく生解説してくれました。
 この日は海上も穏やかで、原子力空母「ロナルド・レーガン」をはじめとするイージス艦や潜水艦2隻など多数の船舶を見ることができ大変ラッキーな日でした。案内人によると、イージス艦の見分け方は、レーダーの下に野球のベース版のような形のものがあるのが目安だそうです。

 「旅の終わりに」
 最初の下車加須市役所に近くなり、支部長からあいさつがあり、これからもこうした楽しい生涯学習施設見学会を企画して参りますので、多くの方々の参加のお願いと合わせ、今年度の残り事業への参加協力を呼びかけて、大きな拍手の中で解散となりました。